STEP2 炎症性腰背部痛と機械的腰痛との識別

専門医への紹介を検討すべきケースは?

機械的腰痛患者の専門医への紹介

機械的腰痛は通常、プライマリ・ケアでの管理が可能です。専門医への紹介は、基礎疾患または進行性の神経機能障害を有する場合、あるいは患者が保存的治療に反応しない場合にのみ必要となります8

炎症性腰背部痛患者の専門医への紹介

炎症性腰背部痛が強く疑われ、筋骨格疾患によるものである可能性が高い場合は、早期にリウマチ専門医へ紹介することが重要です。このようなケースでは、腰痛が強直性脊椎炎を含む体軸性脊椎関節炎等の免疫疾患の徴候である可能性があります。

Step3では、体軸性脊椎関節炎が疑われる患者を対象とした早期の専門医への紹介に関する、国際脊椎関節炎評価学会(ASAS)の勧告を概説します4

免疫疾患が未治療の場合は、次のようなことが生じる可能性があります10

  • ・進行性の関節変形
  • ・罹患リスクの増大(心血管系疾患や骨粗鬆症のリスク増大等)
  • ・機能低下
  • ・社会生活上の困難(仕事や人付き合いを含む)

4) Poddubnyy D, et al. Ann Rheum Dis 2015
8) Bhangle S D, et al. Cleveland Clin J Med.76:393-399,(2009)
10) Braun J v, et al. Ann Rheum Dis.70:896-904,(2011)

ヒュミラの適応症は、「既存治療で効果不⼗分な強直性脊椎炎」です。
本コンテンツには、強直性脊椎炎だけではなく、体軸性脊椎関節炎を含む炎症性腰背部痛についての情報が含まれて いますが、その内容は疾患理解を促進するための情報であり、ヒュミラの適応外使⽤を推奨するものではありません。