【安全性対策】
結核

結核の概要

結核は結核菌Mycobacterium tuberculosisを原因菌とする,全身(主に肺)に発症する慢性の感染症で空気感染(=飛沫感染)します.結核は感染後,免疫能低下に伴い発症しますが,発症率は約10%で,残りの感染者はツベルクリン反応が陽性であっても発症することはありません.結核感染者の約5%は感染後すぐから1年程度までに,長くても1年半くらいまでに発症しています【一次結核】.残りの約5%は,感染後結核菌は冬眠状態(dormancy)となり,多くは5〜50年後に目覚め,菌の増殖(内因性再燃)を引き起こして発症します【二次結核】.