関節リウマチ患者さん向け
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ある似顔絵専門の画家から,こんな話を聞きました.「お客さんを見たままそっくりに描くと,みんな"違う"と言い出すんです.3〜5歳若く描くと,う〜ん,似てるかな?とクビをかしげる.10歳若く描いて初めて『そっくり!ありがとう!』と喜んでくれるんですよ」これは,ただの笑い話ではないんです!実際に,人は自分の顔を実際の見た目よりも若いと錯覚しているもの.例えば写真などを見て,何だか老けて見えると感じたことはありませんか?「いつまでもはつらつと若いのが本当の自分なんだ」という気持ちは,誰もが持っているものなんです.
また,ある程度年をとったとき,「魅力的だなぁ」と思える人とはどんな人かを考えてみましょう.いつまでも魅力的な人というのは,「表情豊かで,明るい人」ではないでしょうか.年齢を重ねるごとに,人の顔にはその人の人生があらわれてきます.明るい表情を浮かべている人には,人は自然と「人生楽しんできたんだな」とポジティブな印象を抱くものなのです.
そんな明るい印象を作るために,きゅっと締まった顔作りをしてみましょう.たるみやむくみが解消されると自然といきいきとした表情になります.
ポイントは,「上がった顔」を作ること.血流マッサージで顔自体のむくみを取ることに加えて,「上がった顔」を作るメイクにも挑戦してみましょう!
下の図を見比べてみてください.年を重ねると段々この「下がったライン」が出てきます.かづきメイクには,目の錯覚を利用して「上がったライン」を入れていくことでたるみを目立たなくするテクニックが満載です.
かづきメイクによって,顔はこんなに変わります!
「立体的かつ上向きの顔を作る」という観点から,チークの入れ方を考えてみましょう.チークを入れる場所は「横顔」.かづきメイクでは,黒目の外側からまっすぐ下ろしたラインから外を「横顔」と考えます.
また,上がった線を作るために,チークはカタカナの「レ」の字で入れるのがポイント.頬の位置が高く見えるので,若々しい印象になります.
お悩み別チークテクニック
ブラシをこめかみから下にまっすぐ下ろし,「レ」の字を描くように引き上げます.最後に,頬の高い位置で軽く円を描きます.
面長を目立たなくするには,横顔を広く見せることが大切.ブラシを折り返す位置を少し高くし,レの字の角度を大きく取りましょう.
チークは,自分の肌になじむよう,淡い中間色のピンク(肌色に近いベージュピンク系)を2色混ぜて使いましょう.濃いピンクなど強すぎる色は,老けた印象になるので気をつけて.