知る

関節の変形のしくみ

このマークをクリックすると,用語解説が別ウインドウで表示されます.

関節は,「骨」,骨と骨がぶつからないようにクッションの役割をする「関節軟骨」,関節を滑らかに動かすための関節液を作り出す「滑膜」などからできています.関節リウマチは,免疫機構に異常がおこることにより,免疫細胞は滑膜を異物とみなし排除しようと「炎症性サイトカイン」という物質を分泌し,炎症をおこします.滑膜は炎症に伴い増殖していきます.

その後,滑膜がさらに増殖すると関節は腫れ上がり,また関節軟骨や骨に入り込むことにより関節軟骨や骨をむしばみます.関節軟骨が完全になくなると骨同士がぶつかり痛みが強くなり,関節の破壊,筋肉の萎縮で関節の変形がおこります.

!この動画はパソコン環境から再生頂けます